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「アート×テック」カンパニーが見据える、これからの未来

これまでの敷居の高いイメージをアップデートし、アートをより身近な存在として多くの方に楽しんでもらえるよう日本初のアート作品の共同保有プラットフォームとしてスタートしたANDART。

創業3年目を迎えた今、今後見据える未来とは?

代表取締役CEO 松園詩織と取締役COO 高原大介に、これまでの企業としての歩みを踏まえた上で、これからどんなビジョンを持って進んで行こうとしているのか?これからの展望と、一緒に同じ未来を目指したい人物像について、お話を伺いました。

クラシカルなアート業界に、新しい風を吹き込みたい

――松園さんがアートで起業をしようと思った、最初のきっかけについて教えてください。

(松園さん)
元々アートは好きで、美術館やギャラリー、アートフェアなどによく出かけていましたが、いつも感じていたのが「好きというだけでは一歩踏み込めない」ということ。アートは専門性が高く、かつ一部の人のものというイメージがどうしてもあり、どこかで精神的な距離を感じている自分がいました。その時、自分と同じように感じている方もいるのでは?とふと思ったんです。そこでかつての自分ともいえる”アートビギナー”でも、もっと日常的に気軽にアートにアクセスし楽しみたいというニーズに寄り添えるサービスがあったらいいなと思い、起業を考えるようになりました。


――アート業界のどのような部分にチャンスや可能性を感じたのでしょうか。

(松園さん)
日本は美術館や展覧会への来場者が世界トップクラスで多いのですが、鑑賞と購入の隔たりがとても大きいと感じていました。海外を見ると顕著ですが、購入するカルチャーが富裕層だけでなくマスに浸透しているか否かは、マーケットの好循環を生み出す大きなキーとなります。ANDARTはここを担うべきだと思いました。

また、外の世界に目を向けてみるとシェアリングサービスをはじめ、ネットを通じて圧倒的にモノを所有しやすい環境が当たり前になっている。また、ブロックチェーン技術によりこれまでにない所有の概念がニュースタンダードとなるかもしれない。

そういう状況を目の当たりにする中で、シンプルにアートの購入体験に転用させることはできないか?と考えたんですね。まだ誰も踏み込んだことのない領域だったのでチャンレジでしたが、その分大きな可能性を感じて、このビジネスをスタートさせました。

デジタル化が進む世界において期待される、アート市場規模の拡大

――高原さんが、ANDRTの事業にジョインされようと思ったきっかけについて教えてください。

(高原さん)
前職を辞めて、経営コンサルとして色々な会社とご一緒させていただいている中で、ファッションブランドとアートがコラボするプロジェクトに携わる機会がありました。自分にとっては仕事で初めてアートに触れる出来事だったのですが、その時に、エンタメや金融などのサービスなどとうまく融合させることができれば、アートの面白さや魅力を打ち出せてもっと広がっていくのに、と感じたんですね。そういう中でANDARTとの出会いがあって、代表の松園さんをはじめ経営幹部から事業の課題についてお話しを伺うようになったのが、最初のきっかけです。はじめは業界の構造や今の課題についてヒアリングするところからのスタートでしたが、お話を聞いていくうちに、これまでにない業界へのアプローチやANDARTの事業モデルに可能性を感じるようになりました。


――松園さんは、なぜ高原さんにジョインして欲しいと思ったのでしょう?

(松園さん)
高原さんは、ビジネス経験値も高い魅力的な人だと会話してすぐにわかりました。ただ当時の高原さんの環境や希望条件的に、まだ声をかけづらい印象がありました。金銭的背景だけでなく、当時ANDARTは人材を絞り濃いメンバーで、いかに強い基盤を創れるかにフォーカスしようとしていました。アドバイザーではなく、より具体的で泥臭い推進力を求めていたんです。まさに高原さんのような経験豊富な成熟した人材は、高給な「アドバイザー」が多い印象で、フェーズがマッチしないかも、と当初は思ったんです。

後ろ髪を引かれながらも一度話がブレイクした後、なんと逆に高原さんの方から事業の推進状況や資金調達について気にかけてくださるようになって。そこからはもう、相談のためのたくさん時間をいただきに行きました。突然深夜に呼び出させていただいたり(笑)。そうやって濃いコミュニケーションを重ねていく中で、想像をはるかに超える高原さんの推進力やスタートアップらしいスピード感を目の当たりにし、信頼関係ができ、ぜひジョインいただきたいと改めてお願いしました。高原さんがボードメンバーとして参画することで、もっと高いところへ早くいけると。


――高原さんがANDRTにジョインしようと思った決定打について、教えてください。

(高原さん)
言葉を選ばずにいうと「強引に巻き込んでもらった」ことが、最終的な決め手になったと思っています(笑)。松園さんの「巻き込み力」は社内でも有名で、それはメンバーも知るところだと思いますが、そういうパワーは事業を推進していく上でもすごく重要です。一つの才能だと思うんですよね。それからもう一つ、僕が松園さんと仕事をしたいと思った一番のきっかけは「運がある人だな」と思ったこと。素晴らしい人との出会いやご縁に恵まれたり、ここ一番の時に事業に神風を吹かせることができることも含めて、ものすごく運を呼び込める人だなと思えたことも、参画への大きな決め手になりました。そういった様々な要素が重なり、自分が新しい分野でチャレンジして結果を出していく上でも「自分の人生を投じるに値する人だ」と確信して、ぜひご一緒したいと思いました。

アートへのリスペクトを持つスタッフが多くいる環境


――ではここで、今ANDARTに参画しているスタッフについてお伺いします。どんなバックグラウンドの人たちが参加しているのでしょうか。

(松園さん)
長い間アート業界にいる中でANDARTの思想に共感してくれた方から、アートに関する知識経験はなくても、クラシカルでグローバルな業界で全く新しい挑戦をしてみたいというスタートアップマインドが強い方まで多様です。大学までアートを学んでいたものの就職時にアートに携わることを諦め一般企業に勤めていたところ、ANDARTを見つけて来てくれたという話を聞いたときは素直に嬉しかったですね。

一方共通して、アートに対して”フラット”なリスペクトを持っているメンバーが多いという印象があります。アーティスト、ギャラリー、コレクターなど私たちは業界全体を冷静に見て、柔軟に今後のマーケットの可能性にフォーカスし続けなければなりません。例えばアートがすごく好きです!という方の中には、すごく強い思想や固定概念がついてきてしまうこともある。その前提で「何を優先すべきか?」ということを明確にしビジネスを進められることがとても重要で、それはメンバー全員に共通する部分だと感じています。

(高原さん)
そうですね。アートが好きでリスペクトしているということを前提に、今のアート業界にある課題感だったり過去の歴史も含めて、自分の納得がいかない部分に対して、今自分にできることを主体的に考えられる人も多いと思います。それから、過去にこの業界に入りたくても入り込めなかった人たちが、テクノロジーの業界で頑張って仕事をしてきて、徐々に変化しているアート業界に対して「やっときたか!」という可能性を肌感で感じて、きてくれている人たちも多いですね。これは面談していても、すごくワクワクする部分です。

企業の行動指針を表す「ANDART QUESTIONS」とは

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1. Focus on Value
本質を捉えているか?

2. Respect Speed
細部への美意識を保ちスピードを武器にできているか?

3. Take Ownership
成果を出すために必要な環境を自身で創っているか?
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――ANDARTの行動指針についてお二人が大切にしたいことを教えてください。

(高原さん)
ANDART QUESTIONSとは、ANDARTが大切にしていることを行動指針としてまとめたものです。仕事をしていると様々な局面にぶつかりますよね。でも、そういう中でもメンバーには常に自分自身で大切なことを見極めて、主体的に動いていってほしい。そんな思いもあって、このANDART QUESTIONSは、自分自身に投げかけられる『問いかけ』の形にしています。

これについては本当に色々と議論を重ねた上で、重要なもののみを残して、最終的に3つに絞り込みました。その中でも特にこだわりたいと思っているのが2つ目の「Respect speed」、スピードの部分です。スタートアップがしっかりと基盤固めをして、これから事業を拡大させていこうと思った時に、打ち手の数を増やして一定の期間内でどれだけPDCAを回せるか?というのは、すごく重要だと考えています。もちろんスピードを出す前の大前提として「目的は何か?」、「今、出すべき成果は何なのか?」というところを明確にしながら進めていく必要はありますが、そこをしっかりと抑えつつ、組織全体として常にスピードを出すことを意識して動いていきたいと思っています。

(松園さん)
共通して今のANDARTに重要なことは何か?という観点で決めていて、このワードたちは変わっていくことが前提となりますね。

(高原さん)
この3つの行動指針に加えてもう一つ、経営陣、チームメンバーを含めて「組織からどう自主性を引き出すのか?」ということも大切にしています。そのためにも組織にあまり階層を作らないようにする、ということを常に意識しています。大まかには経営陣とメンバーというかたちになりますが、そうやって良い意味で意思決定を委ねることによって、個々の自主性が発揮されるだけでなくコミュニケーションもシンプルになって、全体としてはスピードを出すことに繋がると考えています。組織をあまり複雑にしないことでフラットな体制ができて、なおかつ、それが結果に繋がっていくことが理想です。

事業の土台が固まった今、次のステージに向かって

――ANDARTを通して目指す世界とは、どのようなイメージでしょう?

(松園さん)
ANDARTのサービスを通してアートの持ち方/楽しみ方の定義をアップデートしていく。その新たな流れをまずは作ること。アートは鑑賞するだけではなく、気軽に買うこともできる。そんな選択肢を増やすことで経済的関与の循環を生み、アートが日常的により深くより身近な存在になる社会を創りたいです。そういう中で今後の構想としてあるのは、海外のユーザーさんに向けても日本のアートを広めていくということです。そのための手段の一つとしてもANDARTのことを知って、実際にサービスを使っていただけるような仕組みを作っていきたいと考えています。

(高原さん)
これほどインターネットが普及して当たり前になっている社会の中で、「これまでだとこういう楽しみ方しかできなかったよね」というところから、「こんな楽しみ方があったんだ!」と感じてもらえるような、アートの新しい楽しみ方や概念を確立していきたいと思っています。

国内外を問わず、アートはビジュアルで体感できるものだからこそ、伝わるもの・伝えられることがあると思うので。そういう中で、これまでアートにお金を使うという経験がなかった人たちが、初めてお金を使う場としてANDARTのプラットフォームがあったら嬉しいですね。今はそういう世界を作っていくためにも、ここ数年以内の上場を目指して動いています。

そういう意味では今は本当に、新しい経済圏を作れているような実感もあるんです。ですから、例えばANDARTでオーナー権を一回購入してくださるだけではなく、アートってこういう楽しみ方もあるんですよということをお伝えすることで、今までになかった体感を、多くの人たちの中に生み出していけるようなものを作っていけたらいいですね。そういうプロダクトができれば、場所や年代は関係なく広がっていくのではないかと期待しています。


――そんな世界を目指すために最も大切なのが人材です。ANDARTで働くことにマッチしているのは、どんな人物像だと思われますか?

(松園さん)
アートの領域はまだ国内で広く認知されているわけではなく、さらに構造的にもクラシカルな部分が多い中で、これまでなかなかイノベーションが起きづらかったところにチャレンジしているのが、ANDARTだと思っています。

だからこそ、ゼロイチやカオスを楽しめるような、チャレンジ精神の旺盛な方は合っていると思います。それから、個人にやる気があればどんどん仕事を任せられる比較的裁量が大きい組織の中で、試行錯誤しながらでもプロジェクトをどんどん展開していけるような、推進力があってやる気のある方にも、ぜひジョインしていただきたいですね。

(高原さん)
アート業界にはまだ課題が多くあって、だからこそ変えられる要素があると思って事業を展開していますが、最近仕事で色々な方々とやりとりさせていただいている中で、国内だけに留まる理由は全然ないな、と感じています。それは日本国内の良さを海外に出していくという観点からもそうですし、逆に海外で当たり前になっていることを国内に入れていくという観点からも言えることだと思っています。そういう意味では、国内のマーケットだけでなくグローバルを見据えて事業を展開しているので、グローバルで自分の力を試したい!と本気で思っている方は大歓迎で、ぜひ一緒にお仕事していきたいです。

2018年に創業して以来、組織としての土台を着実に固めてきたANDARTが、事業ビジョンの具現化に向けて、いよいよ本格的に動いていくという重要なフェーズにあることをご理解いただけたのではないでしょうか。

その中でやはり最重要となるのは、「人材」
プロジェクトをかたちにし一緒に組織を作り上げていこうという気概をもった方、また自らが主体性をもってプロジェクトを推進していきたいという思いがある方であれば、大変チャレンジしがいがある環境です。

組織の拡大フェーズに向けて、アート×テック カンパニーで活躍したいという方は、ぜひご応募お待ちしております。

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