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思いつきで通った職業訓練校での出会いが「社会」に目を向けるきっかけをくれた|ITチーム 中田帆南

「ふとした出会いが価値観を変えてくれた」

新卒で入社した印刷会社で営業としてのやりがいを感じながら、あまりのハードワークに「働くのに疲れた」と感じた中田。そこで足を運んだのは、医療事務を学ぶ職業訓練学校だった。

教室の扉を開くと20代は自分だけで周りはみんな40-50代の女性という特殊な環境。
その経験が「価値観」を大きく変えるきっかけになったと語る。

「自分にできる最大限の社会貢献がしたい」と笑顔で語る彼女に、これまでのキャリアとサーキュレーションに入社をして感じていることについて聞いてみた。

1. 「人の気持ち」に変化を与えられる仕事に

中田 帆南|プロシェアリング本部 ITチーム コンサルタント
同志社大学を卒業後、大手印刷会社へ入社し営業を担当する。2年間勤務後、職業訓練校でのクラスメートとの出会いをきっかけに「知の循環を通じた社会課題の解決」に興味を持ち、2018年4月にサーキュレーションの関西支社に参画。2020年3月度MVP獲得。2020年6月より東京本社へ異動し、ITチームのコンサルタントとして活躍。


−− 3月度のMVPおめでとうございます!今回の成果に関するお話もお聞きしたいと思いますが、まず簡単に中田さんの今までのキャリアを教えてください!

中田:ありがとうございます!私は大学を卒業した後、大手の印刷会社で2年間勤務しました。その後、親戚の会社で働いて、一度思いつきで職業訓練学校に通い、その後3社目でサーキュレーションに入社をしています。

−− 思いつきで職業訓練学校に通ってたんですね!後で詳しくお伺いするとして、まず新卒で印刷会社に入社したのはなぜですか?

中田:就活をしていた時はなんとなく興味のあった金融業界を中心に内定もいくつかもらっていたのですが、当時の恋人から「金融にこだわりが無いなら他の会社も受けてみなよ」と言われて、説明会に足を運んでみたのがきっかけです。

−− なるほど。それで印刷業界に興味を持ったのですね。

中田:はい。印刷会社の仕事って男っぽくて華がない印象を強く持っていたのですが、実際に仕事をしている人の話を聞くと、「人の気持ちを変えるための付加価値を付ける仕事」だと強く感じました。

同じ中身の飲料水でもパッケージがかっこよかったらどこか心地よさを感じられたり、同じ中身の化粧水でもパッケージがおしゃれだったら使っていて誇らしさを持つことができますよね。

自分が関わることで人の気持ちに変化をもたらせる仕事に興味を持ち、ご縁があった大手の印刷会社に入社をすることに決めました。

−− 印刷会社に入社後はどんな仕事をしていたんですか?

中田:営業として飲料メーカーや化粧品メーカー等の商品のパッケージを提案する仕事をしていました。受注した後、社内のデザイナーさんやパッケージを作る工場の皆さんに協力をしてもらいながら、ああでもないこうでもないと試行錯誤し、理想のデザインを作ってお客様に届ける仕事でした。

−− パッケージをつくる仕事楽しそうですね!そこでのお仕事はいかがでしたか?

中田:自分がデザインに関わった商品がふと入ったコンビニや薬局の店頭に並んでいるのを見たときは、見えない誰かの気持ちを少しでも豊かにできてるんじゃないかと思えて、すごくやりがいを感じました。

「付加価値」をつける仕事に魅力を感じ印刷会社を選んだと語る中田


2. 思いつきで行った職業訓練校での忘れられない出会い

−− とてもステキな仕事に感じますが、転職をしたのは何故だったのですか?

中田:やりがいを感じていた一方で、印刷会社の仕事は納期が厳しく決まっており、『予定していた色味が出ない」「パッケージの手触りが想像と違う」といったトラブルも多く、夜遅くまで働くことも少なくありませんでした。

仕事にはやりがいを感じていたものの、体力的に難しさを感じていたので、2年で辞めることにしました。
その後、一度親戚の会社に入社をしたのですが、会社の雰囲気が合わず数ヶ月働いて辞めてしまいました。

−− その後は何をされてたんですか?

中田:ずっと営業をやっていて、2社ともかなりハードワークだったのでとにかく疲弊していました。
しばらくは仕事をせずにゆっくり休もうと決め、家でゆっくり自分の時間を過ごしたり、友人とご飯に行ったり、大学以来のプライベートの時間を目一杯楽しんでいました。

−− そんな中、職業訓練学校に通い始めたわけですよね。営業のキャリアを積んでいる方が通うのは珍しいかと思うのですが、それはなぜだったんですか?

中田:正直、あまり明確な理由は無いです。思いつきという感じですね(笑)
強いて言うなら、仕事を離れてから一定時間が経ち、何か新しいことをやりたいというエネルギーが湧いてきたからです。少しずつ次の仕事も考えたいなと思っていた時だったので、営業以外の仕事を学べる環境ということで、医療事務の仕事を学べる職業訓練学校に行くことにしました。

−− 職業訓練学校のイメージがわかないのですが、どんな環境だったんですか?

中田:私自身も入学前は全然イメージを持って無くて、専門学校のように若い学生が就職のために勉強に行くような環境を想像していました。
ただ、教室のドアを開いてみると、生徒の皆さんは自分よりも年上の方ばかりで、なんと20代の生徒はクラスで私だけだったんですね(笑)

−− そうなんですか!職業訓練学校って大人の方が通う場所なんですね。

中田:生徒のみなさんは40代-50代の女性ばかりで、その多くは元々、風俗やキャバクラといった水商売をやられていたような方が多く、正直、私が人生で出会ったことがないような方がたくさんいました。

学校に通いたての頃は、そんな仕事をしている女性を軽蔑していた自分がいました。お金のために何かを犠牲にして働いているように見えて、同じ女性としてその気持ちを理解するのはすごく難しかったです。

−− 自分と価値観が大きく異なる人のように感じてしまいますよね。

中田:そうなんです。当初は同じ教室にいても自分から話しかけたりすることはありませんでした。ただ、私が一番年が若かったからか、周りの皆さんはすごく話しかけてくれたんですよね。

用事があって学校を休んだときには、隣の席の女性が「ほなみちゃん、字汚いかもしれないけどノート写してええで」と手書きのノートを渡してくれたり、恋バナをしていると教室のあちこちから他のクラスメートも集まって机を囲んで話を聞いてくれたり(笑)

理解できないと思っていたみんなと本物のクラスメートのようになり、どんな仕事をしていようが中身は私と同じ女性なんだと強く感じ、その頃からクラスメートを見る目が変わっていった気がします。

−− なんだか中学校や高校の話を聞いているようで、ステキですね。

中田:本当に学生時代の青春が蘇っているような感覚でした。そして時間が経過し、周りの女性とクラスメートのように仲良くなっていく中で、色んなものが見えてきました。

ある女性は、旦那さんの稼ぎでは暮らしていけず水商売で働いていたのですが、職業柄か一度話した誕生日は絶対に覚えていたり。

ある女性は、シングルマザーだった娘さんを亡くし、代わりに孫を育てていくために必死に職に就こうととしていたり。

最初は理解できないと思っていた皆さんも、私が知らない「大事な誰か」のために必死で働き、努力をしているのだと実感しました。


職業訓練校での出会いがターニングポイントだったと語る中田


3. 「知の循環」を通じて社会を良くする

−− とてもステキな話ですね。そこからサーキュレーションへ入社するきっかけは何だったんですか?

中田:クラスメートの皆さんが誰かのために頑張っている姿を見て、彼女たちより若く、チャンスに恵まれているのにも関わらず、 「働くのに疲れた」なんて言っていた自分を悔やみました。

働きたくても働けない方がいるからこそ、私は自分の機会と能力を最大限活かして、自分のできる限り社会に貢献していきたいと思うようになりました。

そこからすぐに次の仕事を探し始め、たまたまエージェントに紹介してもらったのがサーキュレーションでした。

−− なぜサーキュレーションに決めたのですか?

中田:関西支社長である笹島さんと話して、仕事への想いの強さとサーキュレーションの事業内容に強く魅力を感じました。

働くことを通じて自分にできる最大限の社会貢献をしたいと思っていた私にとって、笹島さんはまさにそれを体現している存在であり、また、サーキュレーションが目指す「知の循環」の先に、新たな事業や雇用機会が生まれたり、社会課題が解決されたり、自分が職業訓練学校で出会った社会的に弱い立場の女性を間接的に救えるきっかけを作れるのではと思いました。

関西支社での合宿の一枚

−− 強い原体験があってサーキュレーションで働く中田さんが、今回成果をあげられたポイントは何だったと思いますか?

中田: お客様と「心でつながる」ことを強く意識しており、会話をするときはどんなときも、「サーキュレーションのコンサルタント」ではなく、とにかく「自分」で接することを意識しています。それが、今回成果を上げられた1つの要因になったと感じています。

−− 具体的にお伺いしたいです!

中田:そうですね。私自身が一人の人間として「共感すること」を、そのままお客様に伝えることが「自分」で接することだと思っています。

お客様と接する営業やコンサルタントの仕事は「共感」のチャンスに溢れていると考えています。お客様のホームページに載っている事業への想いを見ると、「確かにこの事業がなかったら不便だな」と感じたり、社長のインタビューを見て「この人の生き方かっこいい」と感じたり。

お客様と接する中で、一人の人間として心を動かされる瞬間に溢れているのが、お客様と近くで関わる仕事の魅力です。
「共感したこと」をしっかりとお客様に伝え、「自分」として接し続けることで、お客様もいつしか株式会社〇〇の「社長」ではなく、色んな悩みを抱える「一人の人間」として話してくれるタイミングがあります。

少しずつ「心がつながる瞬間」が増え、その積み重ねで強固な信頼関係が生まれると、自らの経験から強く感じています。

−− お客様に向き合い続けてきた中田さんの言葉はすごく重みがありますね!

中田:信頼関係が築けたのか、気づいたら「zoomの使い方が分からないから、教えてほしい」や「息子が受験勉強全然しなくて・・」という色んな悩みを相談してもらえたり(笑)

−− 距離感がすごく近いですね!(笑)最後に今後に向けてやりたいことを教えて下さい!

中田:職業訓練校で出会ったような、夜の仕事しか選択肢がないと思い込んでしまっている女性にとって、一番活躍できる仕事に出会えるサポートができる人間なりたいです。

訓練校を卒業してから2年以上経った今でもやはりクラスメートのことは心に残っていて、30-40代で水商売をやられていたシングルマザーの方は、他の仕事をした経験が少ないため、どうしても夜の仕事しか選択肢がないと思い込んでいる方が多いように思います。

ただ、近くで接していて、色んな仕事に活かせる強みを皆さん持っていると感じてました。その強みを生かした仕事に出会えるようなサポートができる仕事が将来的にできたらと思っています。

−− ステキですね!ありがとうございました!

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