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[創業者対談]クラウドエース×株式会社アズ企画設計(2/3)

Part2: 上場を決めた瞬間

会社が伸びるのはいい人に出会ったから

前回の記事はこちら


吉積: 上場を決めたのはいつ頃ですか?

松本さん: 2015年の2月の売上げが出来てきて、ここで上場しようと自分の中で決めました。

吉積: 売上げが急カーブで上がった原因はなんなんですか?

松本さん: やっぱりアベノミクスとか、社会的背景もありますし、人もある程度増やせるな、という手応えもありました。そして、何回か失敗した中で、2015年の1月に東京に事務所を出したんですね。不動産の需要が川口よりあるのはわかっていたので、売上を作るのは難しくないなと。それで一気に人集めを始めました。

吉積: このあたりで、色んなものが噛み合ってちょうどいい感じになったんですね。

松本さん: 食べていくことができるっていうのは、この20年くらいの経験でわかったので、それを東京で広げようと思ったんです。それで、原宿とか新宿でもやったんですが、やっぱり競合分析をしていくと東京駅に近いところの方が情報が集まるっていうのがわかったんですね。そういえばクラウドエースさんも東京駅ですね。

吉積: そうですね。たまたまパソナさんがインキュベーション的に安く貸してくれていて。 

松本さん: それはいいですね。IT系って結構六本木とか渋谷が多いじゃないですか。私の商売もそういうのがあるのかな、とか思ったんですが、不動産はやっぱり中央にいかないとダメですね。丸の内の、三菱が管理しているビルにも入りたかったんですけど、家賃も高いし空きがなくて神田にしました。神田もいい影響があるエリアなので。

吉積: あの地域は三菱地所のものばかりで、あまりお仕事が入ってくるイメージがないんですが?

松本さん: そうでもないんですよ。やっぱり丸の内は三菱で、日本橋は三井で、神田は住友商事なんですが、神田は割と未開発で、同業者はいますがそこまで多くの競争相手はいないですね。非常に雑居ビルが多いんです。その割には丸の内や大手町にも歩いて行けるので、悪くはないです。

吉積: じゃあそこに出て、そこがこの伸びを牽引してるんですね。

松本さん: そうですね。まぁ、物と人に資源を投入していったっていうのがちゃんと数字に出ましたね。ただ、うちみたいな小さい会社だと、スルガショックで大体減収減益になっているんですよ。何が原因かっていうと、顧客層が割と投資家相手なんですが、自己資金の薄い方を対象にしているので、銀行からの融資が止まると、売れなくなっちゃうんです。そういう影響は出ていますね。

吉積: 不動産系ではすごい伸びだと思いますけどね。

松本さん: まあ、地域密着でやっていたので、それが都内で出てやり始めたから、というのはありますけどね。今はやろうとしているのはエリア拡大で、埼玉から千葉、横浜なども考えています。我々の仕事は、ネットが弱くて。ウェブマーケティングの会社はいっぱいあって、誰と組んだらいいかが分からないんですね。昔やっていたブログはなかなか読者数も増えず、大変でした。もがきにもがいて、やっと神田に出ていけそうだと思って人を投入し始めて、この数字になりましたが。ウェブ戦略はあいかわらずゼロなので。この会社が伸びたのは、いい人に出会ったからですね。私の実力はないですよ。





吉積: いや、そんなことはないですよ(笑)

松本さん: ウェブは全く伸びないので、ずっと自分に対して憤ってまして、ここ3年くらいは「なんでうちの会社のウェブマーケティングはこんなにのびないんだろう?」って、本当に毎晩6時から8時は、神田で他の会社の社長さんとかと毎日ディスカッションしてました。去年の3月29日からずっとやってますよ(笑)

吉積: エリア密着ってことなので、「神田 不動産」とかで、ウェブで出てくるようになるといいですよね。

松本さん: とにかく、色々試行錯誤したいんですけどね。やはり数が必要じゃないですか。

吉積: まあ確かに、数は必要ですね。でもウェブ戦略なしでこれだけ伸びたのは素晴らしいですよね。

松本さん: ウェブ戦略ゼロなので、伸びしろはすごくあると思うんですよね。一応ウェブ担当は1名いるのですが、外の力も借りたいですね。

吉積: 東京支社を作った2015年あたりで、上場ができるという手応えを感じたんですよね。

松本さん: ここでいかないと、世の中の流れ的に難しいなと思いましたね。

吉積: 流れというのは?

松本さん: 東京オリンピックとか、アベノミクスとか。不動産ってやっぱり、ずっと良い訳ではないんですよね、25年の経験からいっても。限られた時間の中で上がらなければ、会社の決算って、1年で上げていかなければならなくて、2年のトラックレコードを残さなければならないので、とりあえず2015年の数字をまずとって、2016年の2期分を揃えて、あとは上場の事務作業をやる人間も揃えなければならない。その人たちのコストも売り上げで回収しなければならないので、数字を上げられる人、事務ができる人、両方揃えるのは今しかないという感じでしたね。

吉積: 機会があれば上場、という感じだったんですかね?

松本さん: そういうぼやっとした感じでは難しかったですね。上場できたらいいな、という甘い考えで仕事やっていましたが、新規の上場は狙わないと難しいですね、資源があまりにも乏しいので。

今私がやりたいのは、人集めです。良い人を集めれば、良い仕事ができる。誰と仕事をするかが重要ですね。やっぱり合わない人はいるので、そこは注意しなければならないと思っていますが、こうやって口に出していれば、必ずそういう人が寄ってきてくれるんですよ。今、現に少しずつ寄ってきてくれていますね。紹介が一番良いかな、と思ってます。



上場を決めてからの道のり、そしてウェブ戦略がゼロにも関わらず、会社が伸びたのは「いい人に出会ったから」と語る松本さん。

最終回の次回は、「上場してよかったこと」、そして「感謝すること」です。お楽しみに!

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