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「国宝級エンジニア」が技術顧問就任!〜どうしてキッズラインの顧問になってくれたんですか?

世の中に新しい社会インフラを創るべく、オンラインベビーシッター等のインハウスサポート分野でCtoCマッチングプラットフォームを提供しているキッズライン。そんな弊社にこの度、名村卓さんが技術顧問としてお力添えをいただけることとなりました。

今回はCEOの経沢と共に、名村さんのこれまでの経歴・経験もお伺いしながら、CtoCプラットフォーマーとしての今後や、エンジニアとしてのキャリアパス、エンジニアが成長出来る環境などについてお話いただきました。これまで数々のプロジェクトに参加されてきた名村さんから見た、CtoCマッチングプラットフォームの面白さ、そして今後のキッズラインにおける可能性とは…?

【プロフィール】

名村 卓

2004年株式会社サイバーエージェントに入社後、アメーバピグ、AWA、AbemaTVなどの新規サービスの立ち上げに従事。2016年7月、株式会社メルカリに参画。US版メルカリの開発を担当、2017年4月、同社執行役員CTOに就任。

■技術顧問になっていただきありがとうございます!

経沢:
この度、キッズラインの技術顧問を引き受けてくださることとなり、改めて本当にありがとうございます!

どうしても名村さんに顧問になっていただきたくて、しつこくお声掛けさせていただいて、ついに実現しました(笑)。私が名村さんと働きたいと思っていた理由は二つありまして。

一つは、私はサイバーエージェントの藤田社長と同世代で、足を向けて寝られないくらいこれまですごくお世話になってきたのですが、その藤田さんが「国宝級エンジニア」と呼んでいた、名村さんとぜひ一緒にお仕事してみたいなというもの。

もう一つは、2度目の起業ではテクノロジーカンパニーとして、時代を進化させる新しいインフラを次々と作り成功させたいという想いを最初から強く持っていました。

そこで、昔、サイバーの藤田社長が広告営業が好調な時代に「うちはテクノロジーカンパニーだ」と宣言され、技術力を今のレベルに到達させるために何年も色々やられていて…という時の中心に名村さんがいらっしゃった印象があり、キッズラインをテクノロジーカンパニーとして創り上げるキーマンとしては絶対に名村さんが必要だと思っていたんです。

もちろんテクノロジーだけで会社は成り立たないんですが、私たちがやっているキッズラインは人のパワーとテクノロジーを掛け算するサービスなので、そういう意味では私が今までやってきた経験と、名村さんがやってきたテクノロジーの掛け合わせで無限のマリアージュがあるのではないかと思っています。

名村:
そんな風に言われるとプレッシャーですが(笑)、よろしくお願いいたします。

■技術的観点でみた、日本のCtoCプラットフォームの可能性

経沢:
キッズラインは「ベビーシッター」のプラットフォーマーなので「育児」にもカテゴライズされますが、CtoCのプラットフォーマーであり、個人のマッチングで新しい価値を創出しているシェアリングエコノミーの会社なんです。

今、世界的にAirbnbとかUberとかたくさんのCtoCプラットフォーマーがユニコーン企業として注目されていますが、技術者としての視点で、好奇心がくすぐられる所や、今後どうなっていくかなど、どんな風にご覧になっていますか?

名村:
技術的にというよりはCtoCの仕組みの話ですが、例えばコンビニのバイトをしているときってすごく良い仕事をしても時給って変わらないじゃないですか。でもCtoCの世界だと人を評価する仕組みがあるので、たくさんのカスタマーから良い評価をもらうと、それによって自分のレピュテーションがぐぐっと上がって、よりビジネスがやりやすくなるというエコシステムがきれいに回っているんです。

やっぱり人間って楽したいなと思っちゃう生き物なので、大して頑張らなくても時給はもらえるってなっちゃうと、どうしてもサボりたいとか楽したいという方に流れてしまうんですけど、CtoCだと人のために何かしてあげることで自分の価値が上がるので、自分の未来のために今良いことしなきゃというエコシステムになっているのが、すごく世の中的にはいいんじゃないかと思いますね。

例えば、中国ではアリババの「芝麻信用」というのがあるのですが、その信用スコアがすごく大事なので、みんな悪いことをしなくなるみたいなこともあります。Airbnbも泊まってくれた人からいい評価をもらえるように部屋をすごくきれいにしたりとか、Uberも乗車する人に満足してもらえないとだんだん呼ばれなくなっちゃうとか。人のために何かをしてあげることで自分の評価が上がるというサイクルがあることが、CtoCならではの評価プラットフォームかなと思っています。

そのCtoCならではのプラットフォームをどう工夫していくかは今後やりがいがあるなと思います。例えば評価も全員が星5つとか、4.8とか4.9ばかりだと意味がなくて。誰かにとっては評価5でも他の人からしたら評価1だったりする評価のパーソナライズもすごく大切ですよね。特にベビーシッターさんとかだと個人の相性がすごくあるので、誰かにとっては評価5でも自分にとってはあまり良くなったみたいな事があると思うんですよね。それを表現するのが大事で、技術で解決しないといけないところかなと思います。

経沢:
CtoC自体が真面目に生きることが報われ、資産化するシステムだと思うんですよね。個人の信用が蓄積されていくと、他のユーザーからも見つけてもらいやすくなりますし、報酬があげられたりと良いスパイラルに入れます。加えて、自分の個性がきちんと評価されるのがマッチングだと思うので、一人一人が居心地よく、自分らしさを見つけられるプラットフォームが、いろんな技術や評価システムのアイデアでできてくるともっと楽しくなると思います。

名村:
キッズラインを見ていると、必要としている人と必要とされる人をどれだけ正確に且つ速く、あとは相性もいい人を見つけられるかというのは技術で解決すべきところかなと思っています。

それができるとベビーシッター以外のサービスでも同じ仕組みが通用するはずですし、マイナーなリクエストに対してもそれ必要としている人を紐づけられます。

すごく変わっていてなかなか社会に受け入れられない人がいたとして、でも実はそういう人たちに合う人は絶対いて。例えば普通に働くとなぜか受け入れられないような人でも、必要としている人や合う人はたくさんいるので、そういう人たちが結びつくようになると「今までこんなに自分が必要とされるなんて思わなかった」みたいな気持ちを感じられますし、そういうのをたくさん提供できるといいかなと。

経沢:
本当にそう思います!

■作りたいものと求められるものが一致している開発は、楽しい

経沢:
そもそもな質問なんですけど、名村さんがエンジニアになったきっかけは何だったんですか?

名村:
そもそもは…小学校の頃にファミリーコンピューターをやっている時に「こういうゲームを作りたいな」と思って、じゃあどうやって作るんだろうと思って調べたら、プログラムというものを使って作るらしいと。その時たまたま家にPCがくるタイミングで、図書館で本を借りて、書いてあるやつをそのまま打ち込みました。

当時はコピペとかなかったので(笑)。小学生だったので英語を学ぶ前にプログラムを学ぶ感じで、訳の分からないエラーと格闘しながらやっていたんですけど、それが楽しくなってきて、だんだん自分が思ったものを作れるようになってきたらさらに楽しさを感じて、これを仕事にしたいかもと思ったんですよね。そこから考えると、作り続けて早30年ですね…(笑)

経沢:
ちなみに最初のオリジナル楽曲(プログラム)は何だったんですか?

名村:
最初は車がただ走ってゴールするだけのゲームとか、ゲームを作るソフトにも興味があったので、ドット絵を書くためのツールを作ってみたり。

経沢:
すごい!そこから職業人としていろんな開発に携わってきたと思いますが、一番印象に残っている開発は何ですか?

名村:
全部印象に残っていますが…、最近クローズを発表したアメーバピグの開発は、開発としては統制がとれていない自由な環境だったんですが、出てきたアウトプットが面白くて、作っているチームの人たちも楽しそうで、楽しいプロジェクトとして印象に残っていますね。

経沢:
楽しいプロジェクトというのは、どういう要件がそろうと楽しくなるんですか?

名村:
なんでしょうね…。自分たちが作りたいものと求められているものが似ているときじゃないでしょうか。自分たちが作りたいものを作って、使う人がそれで楽しんでというサイクルがあるとやっていて楽しいし、作っている側もお金のためというよりかは楽しいものを提供したいというモチベーションだったので、事業上の成果が生まれているというよりは楽しいものを作っていきたい気持ちがあって、それができていたから楽しかったのかなと。

■エンジニアのキャリアパス、経営の側で働く面白さとは

経沢:
キッズラインを始めて今5年くらいで、たくさんのご家庭に頻度高く使っていただいていて、「キッズラインがあって助かりました」とか「子育てが大変で産後うつになるかと思ったけど、このサービスのおかげで家族がハッピーになりました」といった喜びの声をたくさんいただくことが事業をやっている上での楽しさとかモチベーションになっているのですが、名村さんは長いキャリアの中で「こういうものを作りたい」というのは変わっていったりするんですか?

名村:
昔は自分が「こんなのあったらいいな」と思うものを作っていたのが、だんだん自分のアイデアなんて大したことないと思うようになり、大きなビジョンがある人の描いているものを実現する事に対して、技術で「こんなのできちゃうの?」っていう相乗効果を作っていくのが楽しくなっていきましたね。


経沢:
名村さんはサイバー藤田社長の時代から経営に近いところで開発に携わっていらっしゃいますが、経営に近いところでエンジニアをやっていく楽しさって何でしょうか?

名村:
経営に近いと、一エンジニアとしてやっている時とは視野や考え方が全然変わりますね。やっぱり経営をされている方って何かしら「世の中をこう変えたい!」という強い想いがある方が多いので、近くで働いていると、考え方とか見方とか、何が大事で何が大事じゃないかを直接知れるのはエンジニアとしては貴重です。

そういう人たちが「こういうことをやりたい」というアイデアとかビジョンを、技術の力でより近づけたり、より良いものにできるというのは楽しいですね。

経沢:
エンジニアの方のキャリアパスって、技術を極めていくパターンと、経営に近づいていくパターンがあるのかなと思っているんですけど、名村さんが経営側にいくキャリアの転機は何かありましたか?

名村:
サイバーで「あした会議」っていう経営陣を集めた会議で、経営課題だったり新しい事業のアイデアをみんなに募って、藤田さんが評価するといった取組みがあるんですけど、そこに出ると参加者は点数採らなきゃいけないので自動的に「藤田さんって何考えてるんだろう」とか「何が一番大事なんだろう」とかすごく考えないといけないんですよね。

それで、情報集めたりとかしているうちに気が付いたら「サイバーエージェントって次何するべきなんだろう」とか「藤田さんは次何したいと思っているんだろう」っていう風に考えるようになって、経営の意思決定の大変さを考えるようになりました。

結果的に自分にはこういう意思決定はできないなと感じたんですが、これは転機でしたね。この人には勝てないし、この人が言っていることを実現するのが自分にとっては一番いいんだなと感じました。視点が変わったというか、それまでエンジニアとして良い技術で良いサービスを作っていけばいいと思っていたのが、世の中に対するビジョンとかも一緒に考えないとダメだと思えるようになったのは大きな転機でした。

経沢:
ビジョンが強すぎる場合、エンジニアさんの都合を考えない無茶ぶりも頻発するかなと思うんですけど(笑)、名村さんは無茶振りはどういう風に受け取っているんですか?

名村:
「こういう風にしてほしい」と言ってくることが、普通の要求なんだけど技術的にはすごい無茶ぶりというか結構難しいという事はあります。でも、難しいからじゃあ止めようという風にできるだけしたくなくて。努力すればできそうなものは、挑戦心を駆り立てられるというか、技術者として実現できた時にすごく気持ちいいんですよね。

経沢:
それ、すごいかっこいいですよね!

どの会社にもある現場の悩みだと思うのです、企画の人が「こういうことやりたい!」って言っても「いや、できません」みたいなコンフリクト…もちろんできるだけ少ない方がスムーズだと思うのですが、どうすればいいのでしょうか?

名村:
根本的にはその人が描いている実現したい絵があって、それにどれだけ近づけられるか、もしくはそのイメージよりも良いものを出して、その人のビジョンをもっと大きくするのがすごく楽しくて。なので、コンフリクトというよりは、そこまで自分がやれるかですね。できないかもしれないと思う事はたくさんあるんですけど、それをなんとかクリアしていくという感じですね。

エンジニアの大半がやる気をなくすのは、もう仕様がかっちり決まっていて、じゃあ作るのはやってくださいみたいな。どうやってそれを実現するかを考える余地もなく、言われたとおりに作るだけだと僕はモチベーションが下がっちゃう。自分が考えたアイデアが何かしら入っていてほしいというか。

■どうしてキッズラインの技術顧問になってくれたんですか?

経沢:
今回、キッズラインの技術顧問をやってみてもいいかなと思ってくださった理由を教えていただけますか?

名村:
理由は、会社にちゃんとビジョンがあるからですかね。今世の中にある大きな課題を解決したいと思っていて、ちゃんと目指す世界観があって、そこに対して足りない部分があって、そこで自分が何か手助けができることがあればむしろ是非やらせてほしいと。

経沢:
そんな風に言っていただけて感動です..。ありがとうございます!

キッズラインはエンジニアの仲間がもっともっと必要なフェーズなんですが、名村さんがエンジニアの視点で見て、今キッズラインにジョインするとこんなところが楽しいと思う所を教えていただけますか?

名村:
まだそんなに大きな会社ではないですし、エンジニアの数も多くないので、個人個人の決断がかなり求められるフェーズだと思います。

僕がずっとエンジニアとしてやってきて、自分が一番成長したなと感じられるのは、やっぱり自分で何かを決断して動いて、その結果がちゃんと分かって「これは間違ってた」「これは合ってた」というのを確認する回数が多い時だなあと。僕もいろんなプロジェクトでリードとして引っ張っていた時に自分で決めなければいけないことがたくさんあって、もちろん責任もあるんですが、決めた結果がどうだったのかはずっと学んできたし、経営や企画と近いところで自分と全く違う意見を真に受けながら、実際にやってみたらすごいよかったとか、そういうことをたくさん経験して成長してきたと思います。

キッズラインの今の規模感だと、何をやるにしても意思決定を自分でしないといけない場面があって、もちろん他人にも頼れるけれども、より全体に対して自分の比重が高いので結果も良く見えると思うんですよね。大きい会社になるとだんだん自分の判断があってたのか分見えにくくなるし、判断するチャンスがなくなってくるかもしれないので、そういう意味ではエンジニアにとってすごく成長できる環境かなと思います。

■「エンジニアとして生きててよかった」と思える事業を一緒に創りましょう!

経沢:
今キッズラインはベビーシッターを探せるマッチングプラットフォームで、親御様がシッターさんを探してくださるのですが、先ほど名村さんがおっしゃってくださったように、より素早く、より自分や自分の子供とも相性が合うシッターさんが、より便利に見つかるようにしていきたいと思っています。また、私たちにとってサポーター様もお客様なので、もっとサポーターさんがストレスなく自分の好きなお客様をたくさん担当し、輝いていただけるよう、サポーターさんの働きやすさも追求していきたいんです。

キッズラインは日本の育児の負担という社会課題から始まっていますが、他にも家事代行などインハウスのサポート事業にも取り組んでいます。

これまで女性が中心に担ってきた家庭内の様々な仕事を外部の得意な人とシェアできる文化を作っていきたいと思っています。そこから、これから問題になるであろうシニアのサポートや、健康なシニアが楽しく働いてずっと生き生きして、若い世代に自分が今まで培ってきたスキルを活かし、健康で楽しく社会参加し続けられる時代を作っていきたいなと。

本来そういうことは国や自治体の仕事なのかもしれませんが、わたしは起業家として社会の進化が遅れないように、テクノロジーの力で、全体としてなめらかで豊かで全員が参加できる場所みたいなものを作りたいなと強く思っています。

こういうビジョンって全ての人にわかりやすいものではないと思うのですが、どういったメッセージを発信していけば、エンジニアの仲間がもっと集まると思いますか?

名村:
エンジニアってただ技術を誇示したいというわけではなくて、自分の知見とか知識とかスキルを使って世の中に何ができるんだろうと考えている人が多いとは思っているので、

自分の技術を何かしら世の中が良くなる方向に使えるんだったらぜひ使いたいと思うんですよね。

キッズラインが描いてるビジョンや、「こんなことしてくれる人がいたらいいのに」というのに対して、「人を助けたい」という人たちを上手くマッチングして「こんなことしてくれる人がいるとは思わなかった」というのと、「自分のこんな技術がこんなに役に立つなんて」みたいなのを繋いで一緒にやっていけたらすごく楽しいと思います。

”今まで世の中になかった”って”今まで出来なかった”だと思うんですけど、今まで出来なかった世の中が変わるようなことが自分が創ったプロダクト・技術でできるようになるのって、エンジニアとしてこの上ない喜びというか、エンジニアとして生きてて良かったと思える瞬間だと思うので、そういう所をやりたい人にはすごく良いと思います。

経沢:
キッズラインにきたら「生きててよかったな」と思えるような事業やプロジェクトがこれからまだまだいっぱいあるフェーズです。ぜひ名村さんと一緒にジョインする仲間も求めてますし、興味を持った方には気軽にご連絡いただければと思います。名村さん、改めてこれからどうぞよろしくお願いします!

名村さんの技術顧問就任により、キッズラインはテクノロジーカンパニーとして今後ますます進化していきます。

エンジニアとしてより成長したい方、「生きててよかった」というやりがいを感じたい方、ジョインするなら今が絶好のタイミングです!少し興味があるという方も歓迎ですので、ぜひご連絡ください。

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