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リクルート出身の”新規ビジネス仕掛け人”が、医療業界のDX化に向けた新たなチャレンジ

業界の可能性とメディカルノートのアセットに大きなチャンスを見出し、2019年にジョインした中野俊司(Nakano Seiji)さん。現在は、プラットフォーム事業部のマネージャーとして様々なパートナー企業との新規事業開発を手掛けています。今後どのようなビジネスを仕掛けようとしているのか。
これまでのキャリアを紐解きつつ伺いました。

リクルートでの経験を武器に、世の中に貢献できるプロダクトを手掛けたい

ーーメディカルノートに入社する前はどんな仕事をしていましたか?

メディカルノートにジョインする前は、リクルートライフスタイルに約10年ほど働き、長年、事業開発/新規ビジネスを担当していました。

中でも最も長く携わっていたのは、小売業向けの業務支援やDX化を中心としたプロダクト開発でした。

もともとリクルートは飲食や美容、旅行などの業界に強みをもっていましたが、百貨店やアパレルなどの小売業界には入り込めていなかったので、どんな業務支援ができるのかを検討していました。例えば、デジタル会員証アプリを活用することでリピート率をあげる仕組みや、そのデータを活用した接客ツールなどを開発していました。

リクルートという会社は、「退職」を「卒業」という言葉に置き換え表現するユニークな会社です。長く勤めた私自身、リクルートという会社は日本でもトップクラスの「ビジネス大学」だと思っています。特に僕が所属していた部署は新しい事業を検討することがミッションでしたので、ビジネスの検討から開発ディレクション、運用設計まで、ビジネスを作り上げていく上で必要な経験をたくさん積ませてもらったと思っています。

ーー様々なビジネスの立ち上げに関わる中でなぜ転職を考えたのですか?

リクルートで新しいプロダクトを作る基準は、100億円規模のマーケットができるかどうかです。新しい事業を検討する中で、なかなか100億円規模のプロダクトは作れませんが、10億や50億のプロダクトなら作れるという手応えがありました。100億円規模でなくても十分世の中のためになる事業はあるはずです。自分の今までの経験を活かさずして、それを作らないのは持ったいない。スタートアップであれば、そんな事業を素早く作れるのではないかと考えたことが転職を考えるきっかけでした。

医療界・ユーザー双方と接点を持つ強みを活かして

ーーその中でもなぜ医療、そしてメディカルノートに入社を決めたのでしょうか?

医療はまだまだIT化が進んでいない業界のひとつ。最近はオンラインでの予約システムも広がりつつありますが、まだまだ診療予約をするといえば電話を使うのが当たり前です。しかし、すでに60歳以上の約7割以上がスマホを利用していますし、これから5年-10年で確実に日本人のITリテラシーは益々上がってくることでしょう。まさに今が医療業界にとっての潮目であり、このタイミングで挑戦しない手はないと思いました。

国内でも医療ベンチャーがここ数年増えてきていますが、ユーザのみならず、医師(医師・医療機関・医療団体)ともリレーションを築けている企業は少ないと思っています。

メディカルノートは長年「医師と患者をつなぐ」というコンセプトのもと、愚直に病院・医師とのリレーションを開拓し、患者目線のサービス開発をしてきました。ユーザーと医師双方とこれほど強いリレーションを持っている医療ベンチャーは他にはないでしょう。

医療業界に求められるサービスは、診療予約システムひとつを取ってみても、ユーザー課題と医師側の課題が常に表裏一体となっています。メディカルノートが築いてきた月間1500万ユーザのメディアと、医療ネットワークを活用すれば、今までどこの会社も実現できなかったサービスが作れると思ったと共に、メディカルノートはまさにこれから成長する条件が整っていると感じ入社を決めました。


ーー現在のミッションはなんですか?また、印象に残っているプロジェクトを教えてください。

現在は、メディカルノートが持つ医療コンテンツや医療サービス(医療相談、病院予約など)を活用して、保険業界や地方自治体、一般企業の顧客に向けて、医療のDX化を行う事で企業サービスの価値向上につなげることが僕のミッションです。

入社して最初に関わったプロジェクトは、大手保険会社に提供したサービスで、保険契約者向けに信頼性の高い医療情報の提供から、医師や医療機関の検索・受診予約まで一気通貫でサポート可能なプラットフォームを独自に構築しました。

このサービスでは、東大・京大といった有名大学病院や、全国の高度急性期病院などを含む約100病院に対してネット上で予約が取れるスキームを構築しました。この100病院は、特定機能病院や都道府県がん拠点病院など、各地域の中核となる病院がメインとなっています。

そのような病院と連携しながら、信頼性の高い医療情報の発信、セカンドオピニオンの予約サービスなどを提供することで、病気に困っているユーザーをサポートする仕組みを構築することができました。メディカルノートが創業以来培ってきた医師や医療機関とのリレーション、医療業界へのプレゼンスや信頼があったからこそ成しえたプロジェクトであり、これだけの医療機関や第一線で活躍する医師と繋がれるのは日本初の取り組みと言えます。

スタート当初は、連携する病院数や敷居の高さといったところで難易度の高さを感じていました。しかし、開発・営業チームのメンバーとも連携を進めるなかで、メディカルノート社内のスピード感や一体感を改めて実感することができたプロジェクトでもあったと思います。


ーーこれまでの経験が活かされていると感じること、また仕事をする上で中野さんが大事にしていることはありますか?

一番活かされていると感じるのは、新規ビジネスを起案する際に自問自答する習慣です。リクルートでは簡単に企画が通りません。あらゆる方向からツッコミが入り、それに対して即答できないと確実に通らない。あらゆるケースを洗い出して答えられるよう問答集を作っていました。

そういう意味で大切にしているのは「複数のステークホルダーの目線」です。一つのプロダクトを検討するときに「利用ユーザー」「実務スタッフ」「決済者」「投資する社内経営者」「販売する営業担当者」「社内運用担当者」・・・など、どの目線が欠けても良いプものはつくれまれません。

複数の目を持つために必要なのは、一人ひとりの生の声「一次情報」を自ら取得し、語れるようにすること。社内のメンバーでいくら会議を重ねても視座のバリエーションは増えません。ネット上には様々な情報がありますが、それを読んでいるだけでその業界やユーザーの気持ちが本当に理解できるわけではありません。本当に重要なことや、その奥に潜んでいる課題や“負”というのはなかなか見えてこないんです。

成功事例の裏に隠れているたくさんの失敗や仮説こそ次のビジネスチャンスですから、自分たちが関わる人が今どんなことを考えていて、何に困っているのかというのを見つけることが事業開発の次のアイデアになると考えています。そのため、様々な視座を得ることが良いプロダクトへの近道だと信じています。

その点メディカルノートは、医師や病院とのリレーションがあるからこそ、医療業界のキーパーソンとすぐに会ってネットに転がっていない一次情報を聞きに行くことができる。

その上で仮説を直接検証できる環境は、いわゆるテクノロジードリブンの医療ベンチャーにはできないことであり、かなりの魅力だと僕は思いますね。

自身の経験を次世代に。大切にしている「コミット&リクエスト」の教え。

ーー中野さんが今後成し遂げたいことを教えてください。

自分が手掛けたプロダクトが誰かの役に立つのは、何物にも代えられない自己実現の一つだと思います。そういった経験を医療領域で作り上げていきたいですね。

それから、僕は40歳を過ぎて人生半ばとなり、改めて今まで自分が経験したことを若い優秀な人に少しでも伝えて、ショートカットできるような道筋、環境作りをしたいと思っています。自分が手柄を取るのではなく、手柄を取る人を育てたいですね。

それこそ新規ビジネスの起案時に、僕があらゆる角度からツッコミを入れることで、本当に必要とされるプロダクト作りの道筋を作ってあげられるかもしれません。僕はずっと新規ビジネスばかりを作ってきたので、その経験が若いメンバーの役に立てられたら嬉しいですね。

ーーどんな人がメディカルノートで活躍できますか?新入社員に期待していることがあれば教えてください。

「人を巻き込む力」がある人でしょうか。最初はみんな知識もありませんし、スキルもありません。でも一人で悩んでいてもなかなか前に進みません。ですから、私はいつも社内の人、社外の人にいろいろと話を聞きに行きます。

ただし、聞いているばかりでは人は教えてくれません。「コミット&リクエスト」という考え方がなければ人は動かないと思っています。自分のお願いばかりしている人は周りから人が離れていってしまいます。常に「自分はこれをやるから、あなたはこれをお願いします」という対等な関係を意識して物事を進めるようにしています。お互い気持ちよく仕事をするうえで大切にしている考え方です。

これを意識せずともできている人はメディカルノートに関わらず、どんなビジネスシーンにおいても活躍できる人材だと思いますし、周りを巻き込みながら仕事をすることで、自分だけでは実現できないような大きな仕事ができるようになると思っています。

医療という領域において今までに誰も成し遂げられなかったサービスを作りたい!という人は、ぜひ一緒にサービス作りに挑戦したいですね。

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