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最大の価値は「人」ーーCFOとしてミラティブを選んだ理由と可能性

スマートフォン一台で簡単にゲーム実況ができるアプリ「Mirrativ」を中心に、コミュニケーションのプラットフォームとして進化を続けるミラティブ。新CFOとして2019年2月に就任した伊藤光茂が、ミラティブに見出した魅力や可能性を語ります。

CFOはオーケストラのコンサートマスター

ミラティブは「わかりあう願いをつなごう」をミッションに掲げ、コミュニケーションの手段としてゲーム実況やVTuberのようにアバター配信をおこなうプラットフォームを提供しています。2019年は更なる発展に寄与するメンバーを加え、より価値の高いサービスを実現しようとしています。

私は2013年より情報キュレーションアプリを展開するGunosy(グノシー)でCFOを務めていました。Gunosyには創業直後に参画し、一緒に働くメンバーの採用や資金調達(約80億)、マザーズ/東証一部上場までに必要な機能や制度の整備等、いわゆるCFOの役割を担ってきました。

CFO(チーフ・フィナンシャル・オフィサー)の役割については「CEOがアクセルでCFOはブレーキ」というたとえをよく耳にします。しかし、私はこのたとえは適切ではないと思っています。

CFOの役割はオーケストラのコンサートマスターに近い。オーケストラは、指揮者が表現したい世界をオーケストラのメンバーと一緒に実現するわけですが、コンサートマスターはその中で、単にバイオリン奏者であるというだけではなく、指揮者の表現したい世界がメンバーに伝わらない場合に、指揮者に代わってオーケストラのメンバーに伝える役割を担っています。

企業の場合も同様に、指揮者たるCEOがこういう世界を表現したいというビジョンを掲げてメンバーとともにその実現を目指す。企業におけるオーケストラのメンバーは、社員だけではなく、投資家やユーザー、取引先、社会等すべてのステークホルダーだと思っています。

CEOとそれらのステークホルダーの間でコミュニケーションの仲介をするのがCFOの役割なのではないかと考えています。

CEOが掲げたビジョンややりたいことをもとに、情報を整理し、優先順位付けと資源配分をしていく。単に財務を担当するだけではなく、CEOと同じ視座と視野をもちながらステークホルダーとのコミュニケーションを推進していくことが、私の役目だと思っています。

エモーションとロジックの両面を持ったミラティブとの出会い

▲赤川からの「人生で受け取った中で一番長いメール」を読み返す伊藤

Gunosyは創業から2年半でマザーズに上場し、また、その数年後には東証一部に上場しました。上場後も増収増益を続けていて、それは今でも続いています。

一方で、そんなGunosyの順調な成長に反して、私個人としては何か物足りなさを感じるようになりました。企業は成長しているけど私自身の成長は止まってしまったのではないか。そんなことを考えて、新たな環境に身を置くことを決意しました。

退任後、ありがたいことに複数社から声を掛けていただくものの決断までは至らず、Gunosyの創業者で前CEOの福島良典氏に「自分より優秀だと思うスタートアップの経営者を紹介してほしい」と相談しました。彼は自信に満ち溢れた優秀な経営者ですので最初は「いませんね」と冗談交じりに言われたのですが、そのあと「ひとりだけいる」と。それが、ミラティブのCEO赤川隼一でした。

赤川と初めて出会ったときは、ただひたすら想いを語られました。一気に、よどみなく。その熱量と情報量には正直圧倒されました。また、会社を「性善説」で運用したいと言っており、人の可能性を本当に信じている人だなという印象を持ちました。

同時に、初めて会う私の情報は関係者からかなり集めていて、私がどういうパーソナリティなのかをよく知っていました。人を信じている一方で、用意周到に打ち手を準備する。エモーショナルである一方で、ロジカルな思考を張り巡らせている。このバランスが赤川の強みであり、ミラティブの企業文化にも通じているものだと感じています。

こうしたエモーションとロジックの両面を大事にする文化と、事業の将来性がミラティブへ参画する決め手になりました。こぼれ話ですが、実は私は一度ミラティブへの入社を断りました。簡単にいってしまえば、条件面でお互いに誤解があったという話です。

私自身に未練もありましたので、迷いを断ち切るためにもあえて一方的な形で辞退メールを送りました。それなのに、赤川はスクリーンショットを撮ったら10枚くらいありそうな長いメールを私に送ってくれました。

「お互い相手に期待しすぎて認識がずれてしまったこと」、「このわかりあっていく過程も、最高の経営チームをつくっていくために絶対に必要なステップ、ある種のナラティブ(物語)だと思っている。こうしたプロセスを経てこそ伊藤さんの言う理想の経営チームができるのではないか?」とメールにつづられていたんです。

コミュニケーションを通じて「わかりあう」ということを本当に大切にしている。ミラティブの掲げるビジョンそのもののような彼のメールを見て、条件のことを聞かずに、ミラティブに入社しようと決めました。

結局、私は条件で辞退したのではなく、わかりあえてなかったと思ったことが理由で辞退していたのだなと気づきました。ちなみに、そのメールは私が人生で受け取った中で一番長いメールとなりました(笑)。

「人」が価値だからこそ生まれる企業の将来性

▲Gunosyとミラティブの"ユーザーファースト"の違いについて語る伊藤

エモーショナルな面とロジカルな面のバランスを保ちながら、ユーザーと向き合っていくサービスを展開している。ミラティブは「人」の力を持つ企業です。

ユーザーのニーズに真摯に向き合おうとしたとき、そのアプローチ方法はさまざまです。たとえば、Gunosyの場合は徹底したデータ分析によってユーザーの求める情報を提供することに特化していきました。

ユーザーの属性データや行動データをもとに仮説を立て、ABテストをひたすら繰り返しサービスを改善していく。その先にユーザーファーストなサービスが成長していくのです。

一方、ミラティブはフィードバックされたユーザーの声から仮説の構築をはじめることも多いのです。一人ひとりの声にプロダクトチームが対応するだけでなく、社員全員が向き合います。

実際に毎週「ユーザーフィードバック」という全員参加のMTGでユーザーの要望や意見を確認する時間も設けられています。もちろん、数字をもとにしたデータ分析も徹底的にしていますが、起点として優先するのはユーザー個人の意見です。

ミラティブの行動指針には「深い愛を抱き続ける」という文言があります。「愛」なんて、恥ずかしくて普段言えないような言葉でしょう?けれど、ミラティブのメンバーは自然にその指針に合った行動をとっているのです。

ゲーム市場の市場性や誰もがアバターを持っている世界観の広がりを考えれば、ビジネスの観点からミラティブの魅力を語ることは難しくはありません。

しかし、そのビジネスを支えるのはユーザーに向き合うメンバーの想いであり、ユーザー視点を生かしたサービスを継続的に成長させていくことがミラティブの価値を決めるのだと思います。

ミッションの「わかりあう願いをつなごう」という言葉に表されるように、ミラティブはコミュニケーションの大切さに真摯に向き合う企業です。今はゲーム実況配信のプラットフォームとして認知されていますが、本質的なサービスのカテゴリはコミュニケーション空間提供です。

今後、ミラティブは時代の流れに応じた、ユーザーの求めるコミュニケーションに寄り添う形でサービスを展開していきたいと考えています。ゲームだけにこだわることなく、ユーザー視点のコミュニケーションを軸にしたミラティブは、拡張性が高く、持続性と将来性を秘めています。

社員のエモーションは企業の強みに

▲「赤川と喧嘩することも仕事です」と冗談を言う伊藤。二人の信頼度がうかがえる。

赤川も私も共通して好きな本の一つに「反脆弱性 ナシーム・ニコラス・タレブ(著)2017年」というのがあるんですけど、数年先の具体的な計画を描くことは重要なことだと認識しつつも、それに縛られすぎてしまってはいけないと思っています。将来のことを一生懸命予想することよりも(それはだいたい外れる)、いろんなことにトライして、成功し、あるいは失敗し、そんな揺らぎの中から学び、ミラティブの強み(反脆弱な組織)をつくっていく姿勢を大切にしていきたいです。

感情を大事にし続けるメンバーのいる企業は、本当の強さ、逆境や変化にも対応できる力を持つ組織になれるのではないでしょうか。

ミラティブは、強さの種となる熱い感情を灯すメンバーが集った企業です。今は20人弱の組織ですが、今後人数が増えていったとしても、この企業文化や行動指針は変わらない想像ができる。

私はCFOとして、ミラティブのこうした魅力を損なわないようにルールをつくり、あるいは壊していくことが使命だと感じています。

「わかりあう願いをつなごう」というミラティブの表現したい世界の実現のために、CFOとしての役割を追及していきたいと思います。

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