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人生100年で顕在化する最大級課題への挑戦。元IT人事が「福祉」を志した理由

【プロフィール】
伊地知 悟 SATORU IJICHI
児童福祉本部 UNICOグロースグループ責任者
WELMO Award FY2021 1Q 優秀賞受賞

鹿児島県出身。九州大学工学部卒業、同大学院ユーザー感性学専攻卒業。
株式会社ZOZOの子会社アラタナに新卒入社。経営管理本部及び社長室にて、新卒やエンジニア採用、広報業務を中心に従事。その後、友人キッカケで「福祉業界の働く環境」に課題感を持ち、少子高齢化分野で働くべくWELMOにジョイン。児童福祉本部のグロース部門の責任者として、新規開設や広報、採用人事、BKO全般を取りまとめる。2021年には保育士資格を取得。

学友の「仕事を辞めた」が突きつける2択
EC業界に残るか、福祉業界に挑戦するか

----ウェルモ入社前は何をやっていましたか?

新卒でEコマース領域のITベンチャー企業に入社し、エンジニアやデザイナーの中途採用、新卒採用、広報活動に従事していました。

中途・新卒を含めた採用活動における企画・プロマネを一手に担い、事業の核となるエンジニアの採用数も昨対で大きく増やす等、主に採用面で貢献しました。

上司が取締役、そして社長室直下で代表とも近い距離で働くポジションだったため、新卒ぺーペーの僕にはかなりストレッチな環境でしたが、経営者の視座でフィードバックを受け、爆速な意思決定に食らいついて対応し続けることで、特に「視座」と「スピード」が鍛えられた日々だったと思います。

ベンチャー企業の成長の踊り場として、100人規模フェーズの問題がよく言われますが、まさに入社当時がその状態で、100人を超えた組織の歪みが随所に表れ、組織として一つ上のステージに上がるタイミングでした。

そのための制度設計や人事考課改定といった人事部門として組織改革や、CIリニューアルやコーポレートサイトの刷新などのインナー含めたリブランディングなど、組織全体に関わる方針転換に携わることができたのは貴重な経験でした。


----転職を考えたきっかけはなんですか?

転職の機になったのは、大学院時代の友人から「仕事を辞めた」という話を聞いたことです。貧困問題を研究していた彼女は、福祉への想いを胸に介護デイサービスに就職し、その優秀さから入社当時から期待されていました。

ただ、優秀であるが故に業務が集中し、また福祉事業所には人事機能がないがためにその状況が放置され続け、血を吐くほどのハードワークが続いた彼女は、最終的には辞職せざるを得なくなったというのです。

詳しく聞くと、彼女が辞めた事業所のような労働環境は、福祉現場では珍しくもないようでした。

「想いも能力もある彼女みたいな人が辞めざるを得なくなるなんて、これからの少子高齢化社会を支える福祉業界は実はめちゃめちゃヤバいんじゃないか...」と、危機感レベルの課題感を自分事として感じた瞬間でした。もうアラートが鳴っているように思えたのです。

その後も、福祉業界の経営や労働環境に対する想いは強くなっていきました。経営や人事を学ぶ環境にあったからこそ、その課題感を強く感じたのかもしれません。

今後も間違いなく伸び続けるEコマース業界に残るか、今後放っておいたら間違いなく崩壊し続ける福祉業界に挑戦するか。1年ほどその選択肢に悩んでいましたが、とある社内ピッチをきっかけに、転職の決意が固まりました。



資本主義という現状最適解の限界
人生100年で顕在化する最大の課題は何か

----ウェルモへの転職を考えたきっかけはなんですか?

その頃の僕は「今の社会がこのまま続いていっても人々は幸せにはなれないんじゃないか?」「資本主義という現状最適解の限界が迫っているんじゃないか」とそんなことばかりを考えていました。

その話を社内ピッチ大会で話したとき、内容は割愛しますが、みんなの前でプレゼンしながら「あ、これが僕がやりたいことなんだ」と実感したんです。そのピッチは僕が下手過ぎてみんなに響かせることはできませんでしたが、僕自身を鼓舞する結果になりました。

人生100年生きるのならば、その100年間で顕在化する最も重要な課題に挑戦したい。

彼女のような想いある人が活躍できる世界にしたい。そう思って転職活動を開始。そして、「福祉」「少子高齢化」「ポスト資本主義」。そんなキーワードで探してみると、ドンピシャな会社が一つだけ見つかりました。

最初の選考は和食屋。その会社の社長とのランチ会でした。事業性に限らずファイナンスや公共政策までを数十年単位で見通してロジカルに考え抜かれた事業計画と、「愛を中心とした資本主義の次の社会を描く」というエモーショナルに想いが乗った会社ビジョン。ここしかないと思いました。それがWELMOです。


初めて見る「プロの仕事」への感動
僕がUNICOを届けるんだという決意

----これまで、ウェルモで何をされてきましたか?

僕がWELMOのジョインしたのは2018年7月。児童福祉施設UNICOを運営する児童福祉本部にて、施設運営に関わることならBiz全般なんでもやる、というベンチャーらしい粗々な役割でした。

福祉事業の経営や労働環境に携わりたいと思っていた僕にとっては、まさにやりたいことド真ん中のポジションです。

Webサイトリニューアルや採用業務など、前職の経験を活かせる部分もある反面、児童福祉法をはじめとする法律の理解、療育・支援の対人援助職に関する最低限の知識習得、福祉業界ならではの慣習の把握など、他業界から来たからこそ学ぶ必要があることは多々ありました。

もちろん大変ではありましたが、実は、どれもイヤになることは全くなかったんです。

その理由は、入社してまもなく覚えた「感動」に由来します。

僕は入社後1年ほど、未就学のお子さんが通う児童発達支援の教室に在中して仕事をしていたので、目の前で児童福祉のプロの仕事を見る機会が多々ありました。なかでも特に尊敬しているメンバーがいるのですが、彼が現場に入ると、子どもたちの様子も、一緒に働く他メンバーの様子もガラッと変わるのです。例えば「やだやだ」と昼食を渋っていたお子さんが、気づけば楽しそうに自分からお弁当を食べている。例えば、メンバー同士の声掛けが活発になり、室内に笑顔が増えている。保護者様からは「まるで魔法みたい」と驚きと喜びの声をもらっていました。

そんな日々の小さな奇跡を目の当たりにしながら「児童福祉のプロって本当にすごい」と心から感動しました。

同時に、UNICOの掲げる「子どもたちの可能性を解放する」というミッションを本気で実現したいと思うようになったのです。この「UNICO」をもっと多くの子どもたちに届けたい。そのために必要なことであれば、なんだってやりたいと思うようになりました。

もちろん今も、福祉事業の労働環境の改善にも関心はあります。

ただその延長線上に、もっと大きなベクトルとして、今はUNICOの目指す「子どもたちの可能性を解放する」というミッションを全力で実現したいと考えています。


目指すのはインクルーシブな教育の場
あなたの「意志」を聞かせてください

----これから、ウェルモで何をやっていきたいですか?

入社当時はまだ福岡県内4教室でしたが、2021年9月現在、教室数は10にまで増え、現在380人の子どもたちがUNICOを利用しています。

UNICOは現在、障害のあるお子さんや発達の遅れのあるお子さんが通所する「児童発達支援」「放課後等デイサービス」という事業形態をメインとしていますが、日本の発達障害児童の数は、潜在層も含めると約194万人と言われ、そのうち実際に同事業を利用できているのは15%程度にとどまっています。

だからまずは、サービスが届いていない85%の子どもたちにしっかりUNICOを届けていきたい。そのためにも、教室開設をさらに加速させていきます。まずはわかりやすく、10を100に増やしたい。

ただ、僕らが目指すのは障害児教育事業だけにはとどまりません。

ちがいを前提としたインクルーシブな教育の場をつくっていきたい。そのためにまずは、マイノリティである障害児教育分野から始めているのです。

先ほど僕が感動した支援の話をしましたが、実はこの支援こそ、内発的動機付けを促す「UNICOメソッド」です。脳科学とコーチングの各顧問の監修のもと、仲間たちが支援体系としてつくり上げてくれました。

この「UNICOメソッド」を障害児教育分野から浸透し始め、ゆくゆくはあらゆる子どもたちに届けられるように広めていくこと。これも、僕らがこれから取り組むチャレンジの一つです。

----どんな人と一緒に働きたいですか?

社内のUNICOのメンバーだけで総勢80人の組織となってきました。前職で経験した100人規模の問題が、UNICOでもこれから同様に起きてくることが予想されます。

この問題の突破口は「人」です。次のステージに進むために、UNICOがワンチームとして更に加速するために、今いる仲間たちと団結して組織をより強固にし、そして、強い「意志」を持った新しい仲間をどんどん増やしていきたいと考えています。

「意志」とは「美学」だと僕は思っています。カッコつけずに言えばその人の「エゴ」です。

  • 「どうしてもここだけは譲れない」
  • 「どうしてもこんな社会は気に入らない」
  • 「どうしてもこの人の困り感を放っておけない」

誰からも評価されずとも、何も見返りはなくとも、どうしても譲れない「こうありたい」という自分の美学、自分のエゴ。僕はそういう意志ある人こそが、社会を変えていくのだと信じています。

WELMOでは、「意志」ある新しい仲間をどしどし募集しています。

こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、とりあえず、職種も職能もいったんあとでいいです(笑)。優秀だけど意志なき人より、発展途上だけど意志のある人と、僕は一緒に働きたい。

だから、僕はまずはあなたの「意志」が聞きたいです。Wantedlyではカジュアル面談からの応募を歓迎しています。ここまでを読んで、あなたの美学の琴線に何かが触れたのなら嬉しいです。ぜひご連絡をお待ちしています。

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